「台風10号」という来訪者
非常に強い台風が、実家の九州へ近づいています。
私は2日に、3ヶ月間新型コロナウイルスの影響で様子を見ており、千葉に戻る時期を見極めていましたが、なぜこんなに大変な台風の時期に実家を離れてしまったのかと、実は悔やんでいます。
友人たちは口々に、「台風が逸れてくれるといいね」と言ってくれますが、逸れると言うことは、どこかの県、どこかの国が被害を受けることになります。
自分の幸せは、誰かの不幸。 晴れていればどこかが曇る。 昼間があればどこかが夜。 自分の祈りは誰かの不幸を願うこと・・・。
そんな感覚を一掃するために、新型コロナウイルスは全世界に広がったんじゃないのかな?と私は思います。
自然災害の、台風や地震は、地球上で一斉に起こるのではないから助け合えます。
だけど、コロナウイルスは、ほぼ全世界で蔓延してしまいました。
この意味は「事故が起きました。日本人の犠牲者はいませんでした。」と言う、自分さえ良ければ他は知らないと言う感覚にクサビを打ったものだと私は考えています。
自然災害も、コロナウイルスも、元は人間のわがままが生んでしまった怪物です。誰だって罹る可能性を持っています。
台風だってそう。どこでだって被災者になる可能性があります。
だからね、「気にしてくれてとっても嬉しいけど、台風は自然災害だから、備えて過ぎるのを待つしかないのよ。」って思っています。
家が吹き飛ぶこともある。車が壊れることも、苦労して手入れした庭木や農産物もぐちゃぐちゃになるかもしれない。
だけど、生きていれば、またなんとか再建できる。
何度も竜巻で家を飛ばされてる人だっているんだから。生きていればまた建てられるし、希望も持てる。
だから、私は運命を受け入れたいと思っています。
大丈夫! なんとかなる!