親子の連鎖
子供は親を選べないと言いますね。だから、毒親でも仕方ないって。
でも、一説によれば、ちゃんと自分で選んでいるって言うのもあります。
私の感覚は、後者です。
肉親は、神にもなれば悪魔にもなりやすいです。
お互いに肉親だからって甘えが出るから、ものすごく理不尽でもなんとかなるし、無かったことにもなります。
でも、何かの時に再燃してしまったら恐ろしい争いにも発展してしまうことに・・・。
世の中が「生きづらい」と思う背景には、親の言うとおりに生きてきた結果の場合も多々あります。親の顔色を伺いながら育ったり・・・。
そんな時ははっきり言います。
「あなたのせいじゃない」
なんか違うなぁ〜と感じた時は、あなたの成長の証なんです。
正しいと思う方向に歩いて行ったら、答えが見つかるでしょう。
正しいと思う方向に進んでみたら、オセロゲームみたいに今まで黒と思っていたものが「白だった!」に気づくと、大変なショックを受けます。
だって、世の中はとても「白」だったのですから「今までの苦労や、今までの人生はなんだったの?あの人はなぜ私に黒だと言い続けたんだろう」と沢山の疑問から不信感に代わり、嫌悪感から恨み節を唱えたく成ってきます。
信じていたものが間違っていたと思った瞬間、この先の進む方向がわからなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は思い切って疑問を「御存命のうちに」ぶつけてみてください。
もしかしたら、何か理由があったのかもしれません。理由を話し出された時は口を挟まずに聞いてあげてください。
反対に、逆ギレされたら、それくらい辛い過去があるんだと黙って解釈し、触れないでください。
そこで、もう、試練は終わります。 今までのことは考えないでください。
過去と同じ分、いや、それ以上に未来があります。
過去を無かったことにするには、これからを変えていけばいいだけなのです。
もう、振り返るのはやめましょう。もう、恨みを持つのをやめましょう。
そうしないと、親御さんの人生に引きずられてあなた自身の人生を歩めません。
人は誰でも「自分の人生を幸せに生きる権利」を持っているのです。
許すことからあなたの人生のスタートです。