最初から・・・
自分の立ち位置を見失うと、この時の写真を思い出します。
まだ一眼レフカメラを持ち始めて間もないころ、
今までのWebディレクターでは、Web業界の流れの速度、作業速度も追いつけなくて、
体を壊して、もう続けられないと思った時でした。
何をして良いかわからず、でも動きは止めたくなくて、雨の中、カメラを持って、
びしょびしょになりながら、シャッターを切りました。
実際には涙は流さなかったけど、心は泣いていました。
置いていかれそうな恐怖。
自分は何もできないと思う情けなさ。
これからどうしようと思う不安感。
でも、カメラは私を助けてくれました。
自分だけの感覚で、風景や人の表情を切り取ります。
それから、画面ではなく、紙媒体へ変更していきました。
たくさんの方々に可愛がっていただき、お仕事も増えました。
パソコンも、カメラも買える位の収入は持てました。
感謝ですね。
きっと、次のステップも、ステキな出会いがたくさんあると信じて生きたいと思います。