新型コロナウイルス感染症（COVID-19) Ⅱ

 今現在、この大惨事の中、わが身を投じて第一線で頑張っていらっしゃる医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。
この世の中で、一番罹患しやすい立場におられながら、一人でも多くの命と真剣に向き合われている皆様に心より敬意を表します。

新型コロナウイルス感染症と世の中の現状に対し、私の個人的な考えを書こうと思います。　あくまで個人的な意見ですので、悪しからず。。。

緊急事態宣言が4月7日に発令され、次いで4月16日に全国に広められました。

前回も書きました通り、現在の日本では、「宣言」なので「お願い」の域を出ないわけです。諸外国に比べてとても緩いし、ぬるい。

　人間とは、目に見えない恐怖に対し、わが身に降りかかるまでは理解ができないようになっているようです。　例えば、今話してる目の前の人が突然倒れても意味が解りません。事前に、「急に倒れる病気が流行ってるらしいよ」との情報を聞けば、それがこれなのだとやっとわかり、とてつもない恐怖を感じ、やっと他人事じゃないんだと自覚できます。

　このように、元来鈍い人間だからこそ、言葉を与えられコミュニケーションを明確に交わす「情報」という武器を与えられているのに、それすら無視し、わがままを通す人は、淘汰されても仕方ないのかも。

　さて、今日、国会中継を聞きながら仕事をしていたのですが、今の国会では様々なことを議論していました。しかし、野党のろくでもない意見がちらほら・・・ま、それは置いといて、国会議員の皆さんも、すごく大変です。　私たち国民のためにありがとうございます。　国会に携わる皆さんも不眠不休だと思います。ありがとうございます。

　それで、私が一番言いたいことは「国が悪い」「政治が悪い」「会社が悪い」「クビにされた！」「何も悪いことしてないのに！」「どうやって子供を育てればいいんだ！」・・・。

震災とかなら、局地的なのでエリア以外からの救済は得られます。
しかし、今の状況は、世界中どこを見ても同じ状況です。
言い換えるならば、等しく「危機」です。
そうなると、だれが悪い、どこが悪い、何が悪いなどと言ってる場合じゃない。

己は己で守るしかない

　自分が苦しいのと同時に会社も苦しい。社長は社員の家族の生活を考えるとものすごく辛いのが当たり前です。　

どうにもならないなら、知恵と工夫で何とか乗り切るしかないのです。

今改善するべきなのは

「なんでも人のせい、世の中のせいにして、知恵と努力をしてこなかった自分自身を反省すること」

ではないでしょうか。

結婚して家庭を持ち、子供がいるなら、何が何でも育てなきゃならない。
はいつくばっても、物を拾ってでも生活をする覚悟を持たねばなりません。

ここに至るまで、自然から様々な形で警告が来ていましたが、どれだけの人がこの教訓を胸に刻めたのでしょうか。
たまたま災害から逃れた人たちにはわからなかったかもしれません。
だから、こうした形で、どこに逃げ場も与えられないような状況が襲ってきたのだと思います。

　今この時期に、人間のつながり、愛情を基本とし、もう一度それぞれが身の回りを見直し、無駄、暴利、わがままを考え直していってほしいと痛切に願います。